バランスの良い食事 vs ローカーボ

アメリカでは Keto や Paleo みたいにダイエットと言ったらローカーボがとにかく流行っていて、スーパーに行くと健康食品エリアにはローカーボだらけ。糖尿の私には嬉しいこともあるのだけど、日本人の感覚で行くとちょっとひける。


10年くらい前にアトキンズダイエットと言うのが大流行して、かなりの人数の人達が感化されてた。アトキンズダイエットはかなり肉食中心で、みんなローカーボで体重すごい勢いで減るのだけど、6ヶ月くらいすると体調崩して元に戻ってしまう人が多いと聞いた。肉食中心でプロテインを取りすぎると腎臓に負担がかかりすぎるだろうと言っている専門家たちも結構出てきた頃、アトキンズダイエット発行人のアトキンズが腎臓病で亡くなる始末。


日本のお医者さんの書いた記事を読むと、バランス良く食べましょうと書いてある。炭水化物を食べ無くするのではなくて、白米を玄米に変えるとか、大福ではなくて無糖ヨーグルトをオヤツに食べるとか、アメリカと比べるととてもホリスティック。確かにバランス良く食べて体を直せば膵臓や腎臓の調子が良くなって血糖値も下がるはず。


やっぱりトレンディーなダイエットだと、何千年もの歴史のある伝統的な健康食と違って明らかにリサーチに欠けている・・・。これからは日本の糖尿病専門家の本でも読みあさってみようかな。